om’s(オムズ)が保険・駆付け・点検・モニタリングを一本化にした理由

2019年4月24日

保守・メンテナンス

メンテナンスはどうすればいいのか?

この問いに対して悩まれる方も多いと思います。

基本的には、

①発電状況を確認する

②停止やトラブルがあれば現地にかけつけて対応する

③トラブルの原因が自然災害であれば保険対応する

④定期的な点検をする

この流れが出来ていればさほど心配することはないと思います。

 

om’sは上記の流れを全て含めた総合的なメンテンスサービスになります。

 

それぞれの項目をかみ砕いて説明します。

 

①発電状況の確認する為の方法は?

■毎月電力会社から送られてくる明細書で確認する。

■遠隔監視機器を設置してWEB上で確認をする。

■現地でメーターが回っているのを確認する。

基本的にはこのいずれかになるのではないでしょうか。

 

書面で確認する場合、毎月電力会社から送られてくる明細書で確認ができます。

発電所に何もなければ問題ないのですが、何らかの理由でシステム停止が起きた場合、

1ヵ月間の売電収入が0円ということも考えられます。

 

売電明細を見て一ヵ月の売電収入が0円であればむしろわかりやすいのですが、

低圧太陽光の場合、5.5kwのPCSの9台付けや5kw、

4.5kwの組合せの10台付けといったシステム構成が多くあります。

 

仮にPCSが10台設置されており、一台停止していた場合、約10%程度の損失になります。

天候の影響の可能性も考えられることから、つい損失を見落としてしまうことも考えられます。

 

遠隔監視機器を使ってweb上でデータの確認を行えば、その日その時の発電状況がリアルタイムに確認出来、PCS停止など詳細な状況が分かります。

リアルタイムで発電状況を確認出来るということは、損失を最小限に抑えるということに繋がります。

しかしながら、遠隔監視を利用するメリットは大きいのですが、遠隔監視を設置してもご自分で遠隔監視のデータを確認することは、つい忘れがちになることも考えられます。

om’sは太陽光オーナーに代わって、発電状況をモニタリングしています。標準サービスとしてモニタリングを行うことにより、太陽光オーナーは手放し状態でお任せがすることが可能です。

 

どんなに性能の優れた監視機器であっても発電状況を見落としてしまっては意味がありません。

当然ながら遠隔監視機器は、PCS停止時などトラブルが発生した際に、その状況を知らせる為の機器です。

監視機器は状況を把握することは出来ても、復旧させることは出来ません。

 

遠隔監視のデータを人が見て、何かあれば人が動く。その状況を太陽光オーナーに人が伝える。

この流れが出来てはじめて安心に繋がります。

 

②停止やトラブルがあれば現地にかけつけて対応する

太陽光の売電事業を行う上で駆付け業務は生命線といっても過言ではないと思います。

 

ご自分の自宅の敷地内などすぐに対応できる方は問題ないのですが、

基本的に投資目的で売電事業を行っている方はお住まいの場所から太陽光の場所が遠い。

という方がほとんどではないのでしょうか。

 

仮に自分で行けるといった場合でも現地で何をして良いのかわからないということも多くあると思います。

トラブルがなく、駆け付ける必要がないシステムがベストであるのは言うまでもありませんが、

いざ連系が開始した後でも予期せぬトラブルが起きたり

思った以上に発電していないということは珍しいことではありません。

 

駆付け業務といえば、少し大げさなことのように感じるかもしれませんが、身近なところで考えてみるとイメージしてみると分りやすいと思います。

 

例えば、一般家庭やマンションなどによくある〇コムや〇ルソックなどの警備会社。

太陽光ではないですが、この警備会社の仕組みも何か非常事態があった場合に現場に駆けつけるというサービスです。

加えて身近な例で言いますと、JA〇などのロードサービスも同様のケースがいえると思います。このロードサービスも車やバイクなど車体が何かしらのトラブルに遇い、自走できない場合にレッカー車で近くの修理屋まで運ぶといったサービスです。これもいわゆる駆付けサービスです。

これらの警備会社やロードサービスでも、現地駆けつけサービスを行うには集中管理センターで

人が管理を行っているからこそ、的確かつスピーディーに現場対応まで行うことが出来るシステムになっています。

太陽光専門の駆けつけサービスとしてはまだまだ世の中で普及していませんが、

警備会社やロードサービスみたいなものがあってもおかしくありません。

むしろ今後は太陽光専門の駆けつけ業者も増えてくるのではないでしょうか。

 

遠方にある太陽光の現場でも発電状況をで把握するには監視機器が必要になりますが、その機器を使いこなすには人の手が必要になります。現場に行くのも人が必要です。この点においては、現地駆けつけサービスは非常にアナログなサービスが必要です。

自宅のセキュリティには警備会社に依頼、車はロードサービスに依頼するように、

太陽光も同様に考える必要があるのではないでしょうか。

 

③トラブルの原因が自然災害であれば保険対応する

現地に駆けつけてみるとパネルが割れていた。雪で潰れていた。ケーブルが盗難に遇っている。

このようなケースは決して珍しくはありません。

保険加入されている場合、保険請求することが可能です。

一般的に保険適用になる自然災害は以下の場合です。

■火災

■落雷

■破裂または爆発

■風災(台風・暴風雨・豪雨など)

■ひょう災

■雪災(豪雪・雪崩など)

■水災(台風、暴風雨、豪雨などによる洪水・融雪洪水・高潮・土砂崩れなど)

■建物外部からの物体の落下、飛来、衝突または倒壊

いざトラブルが起きた際に自己負担がない様、太陽光事業において保険加入は必須といえます。

 

地震は保険でカバーできるの?

om’sで提供している保険は、地震、津波、噴火・戦争テロは保険対象外になります。

保険会社によっては地震保険までカバーしていることもあるかと思いますが、保険料が非常に割高にな為、投資に対する費用対効果が合わない場合がほとんどです。

その為、太陽光の保険においては地震保険までカバーされていないのがスタンダード化されていると思います。

 

④定期的な点検をする

om’sは年一回、目視点検を標準サービスとして行っています。データ上では発電状況に異常がなくても

現地に行ってみると架台の沈みや歪み、草の状況、周辺の状況等々、現地に行かなければわからないこともあります。最低でも年に一回は現地の確認を含め点検をすることをお勧めします。

これまで4つのポイントを説明しましたが、このようなメンテナンスが必要なのか・・・。

太陽光の損失は取り戻すことが出来ません!

 

FIT法により、買取期間は20年間と定められていますが、

発電していても発電していなくても、

想定より発電量が多くても少なくても、

買取期間に変わりはありません。

 

維持管理を万全に行い、損失を最小限に抑えることが安定した売電事業に繋がります。

 

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